醤油製造工場向けの膜濾過システムの、世界市場でのブランディングと販売促進を目的にロゴを制作。伝えたいことをすべて盛り込むことで、ポイントが伝わりにくくなることを避け、最も表現したいポイントを絞り込み、製品の効果・優位性を視覚的に表現するロゴデザインとした。

伝えたい要素を絞り込むことでポイントが明確になり伝わりやすいものへ
当初の要望は、アジアを中心とした海外に一目で製品特徴を理解させるために、多彩な要素を盛り込むものだった。醤油製造をイメージさせる、原料の大豆や小麦を盛り込む、濾過の効果を表現する、環境に良いことも伝える......。しかし、多くの要素を投入してしまうと、デザインのインパクトが弱くなり、伝えたいポイントが却って伝わりにくくなってしまうことが懸念された。そこで、それぞれの項目に特化したデザインのバリエーションを豊富に用意し、最終的にロゴに最も表現したいポイントを絞り込んでいった。
最も重要なことは「醤油製造システム」としての優位性であることを確認
多彩な訴求ポイントの中から、最終的に最も重要な項目を絞り込むミーティングを重ねた結果、「醤油製造システム」としての優位性であることを確認。そこから、再びロゴデザインのバリエーションを提示し、絞り込みを行った。アジアでは漢字文化圏が広く、「醤油」の文字が認知されていること、凝ったデザイン性よりも文字としての判読性を優先すること、膜濾過の効果をどのように表現するか等、配慮すべき点を明確にしていった結果、決定稿が選出された。
