【ママ】『日本のママ白書 2023 年度版~コロナ禍を経たママのマーケット事情 ~』をリリースいたしました

【どう変わる】アフターコロナの子育てママ世帯における消費行動

株式会社マインドシェア(本社:東京都港区 消費トレンドの研究・これに基づきマーケティングサポートを行う)は、家庭のお財布を握る「ママ」の今を知る最新動向調査データをまとめた『日本のママ白書2023年度版~コロナ禍を経たママのマーケット事情~』を2023年6月15日にリリース致しました。
調査内容:全国0~9歳の長子がいる女性[ママ]を1,002名/既婚で子どもを持たない女性:334名リサーチ

■アフターコロナで消費に前向きなママ世帯

2023年に入り、マスクの自由化やCOVID-19の5類感染症へと位置付けられ、国民感情としても久しぶりの自由な日常が戻ってきている実感があることでしょう。

それを象徴するかのように、2023年3月末に調査した日本のママ白書2023年度版では、2020年と比較し「お金をかけたい物やサービス」への回答は全ての項目において大幅に伸長しており、「日帰り旅行・お出かけ」「旅行(外泊があるもの)」などが上位となっています。


中には2019年と比較しても高い数値が出ている項目もあります。

■一方で厳しい経済環境の予兆も

毎月の貯蓄状況について、ママの45.7%が毎月貯蓄していると回答しており、2019年では48.8%であったことから3.1pt減少しています。

当然ですが、既婚子なし世帯と比較しても、子育てママ世帯の毎月貯蓄している割合が低く、消費ニーズの高まりが見られる一方で家庭のお財布事情は現状維持、もしくは悪化しているため、実際の消費行動が活発になるかという点では楽観視できない状況と考えられます。

■さらに厳しくなる選択眼

ニーズの高まりにお財布事情がついていかないことから、物やサービスに対する選択眼が厳しくなることは容易に想像でき、実際に今回の調査データでも2019年と比較し、コスパなどを重視する傾向の高まりが見られます。

アフターコロナの子育てママ世帯向けのマーケティングにおいては、これらの価値観やニーズに加え、実際のお財布事情を十分に理解した上での検討が重要となるため、引き続き不安定な世の中を読み解く一助となるよう、ママ・マーケティングのトレンドを追っていきます。

■『日本のママ白書2023年度版』について詳細

第一部では『ママを読み解く』レポート、第二部では2023年ママのマーケットとして以下の切り口にてママについて42の設問から集計・分析を行っています。
消費マインドと消費金額/時間の使い方/行動意識/情報収集活動

レポート目次・調査データ・レポートご購入については以下URLより『日本のママ白書2023年度版』詳細をご確認いただけます。
https://mindshare.co.jp/lp/mama/whitepaper2023/