サービス・実績紹介
スクールマーケティング/学校ブランディング
学生、保護者、高校教育者からも「選ばれる大学」になるために。自学の魅力づくりは進んでいますか?
学校経営の中で志願者および入学者の確保は重要なマターであり、そのために各大学はさまざまな施策に取り組んでいます。入学希望の多い学校、いわゆる「選ばれる大学」となるためには、ブランド力向上がとても重要です。いかにして自学の強みを明確化していくべきか。「選ばれる大学」となるためのスクールマーケティングを提供しています。
『選ばれる大学』とはなにか?
大学経営において学生の確保は最重要施策であるとも言えます。志願する学生は、大学選びの際、さまざまな要因を比較・検討し進路を決めていきます。例えば就職の進路もその1つです。「この大学に行けば希望する就職先に近づきそうだ」と学生が感じれば、その進路を選択します。大学内の授業や文化が特長的で、それに魅力を感じ志願するかもしれません。また、保護者や高校進路指導者にも、比較する大学の情報や、ブランド力が大きく影響しています。
『選ばれる大学』には志願者それぞれの選ぶ理由が存在します。その理由が大学にとって1つのアイデンティティであり、アイデンティティを把握・理解し、活用できる大学こそが選ばれる大学となるのです。
「自学の強み」がわからないといって焦りは禁物
大学側にとっては「うちにはそんな強みはありません」と思っている方も少なくありません。“隣の芝は青い”ということわざがあるように、自らの学校のことよりも他の学校のことがよく見えてしまうことが多く、自学に強みがないと感じてしまいがちです。ですがそこで答えを急ぐには時期尚早です。強みとは概して客観的に判断しなければ見つかりにくいものです。一部の大学のようにメディアで頻繁に取り上げられるようなケースを除き、多くの大学が自学の強みに不安を感じているのです。
自学の強みの見つけ方
それでは客観的に強みを見出していくにはどうすれば良いのでしょうか。まずは自学だけでなく、とりまく全体の市場がどのように変化しているのかを把握することが重要です。受験生の数的変化や『大学』という存在がどのように見られているのかなども重要なファクトです。また2020年からの未曾有の事態は世の中を、そして人々の意識を大きく変化させたと言えます。さまざまな要因を紐解き、市場がどのように変化しているのかを理解します。そのうえで、自学がどのように評価されているのかを把握し、現在の『立ち位置』を俯瞰して定めるのです。
立ち位置がわかると次に行うべきは『強み』と『弱み』の分析と把握です。自学の客観的評価から、今後伸ばして強みとしていくべきポイントと、改善すべき点を整理します。伸ばすことで武器となるのであれば、その強みは今後のブランディングに活用することができます。また弱みは改善することで総合力を高めることができます。
強みを見出したらいざ実行フェーズへ
事実の把握ができたら次は実際に改善策を実行するフェーズへと移ります。しっかりと計画立て、それにあわせて制作物などのコミュニケーションメッセージも、時には変える必要があります。ここでの結果は必ずしもすぐに現れるとは限りません。仮説立てたことを実行に移すことで検証を行い、その状況から更なる改善を行い、何度もPDCAを繰り返すことが成果へとつながるのです。
自学でそこまでできない!だからこそノウハウのあるマインドシェアがスクールマーケティングをお手伝い
学校運営や通常業務に比べ、ブランディングに向けた会議や調査、制作物の変更など、いざ取り組もうとすると膨大な作業量が目の前に並び、呆然としてしまうことも。また特に調査設計は無意識のうちに自学のことを評価してほしいという思いからバイアスがかかってしまいがち。適切な調査設計と実行に落としやすいプランニングを行うには、スクールマーケティングのノウハウを持つ会社のサポートがとても重要となります。当社、マインドシェアでもこれまで20年にわたり、毎年40校以上のスクールマーケティングのサポートをさせていただいています。なぜ当社が大学からパートナーとして選ばれるのか、そのポイントをご紹介します。
1:約20年間、年間40校以上の豊富な学校調査実績
北は北海道から南は九州まで、20年以上に渡り全国各地の大学での調査実績があります。現在でも年間40校以上の学校調査を請け負っています。常に学生の声に耳を傾けてきたことが、他のリサーチ会社にはない強みです。
2:第三者視点での調査結果分析から提言
マインドシェアでは進学媒体を有しておりません。だからこそ媒体に偏らない、第三者の視点での調査結果分析や改善アクションを提示することができるのです。
3:腑に落ちやすく、改善に取り組みやすいレポートのアウトプット
単に結果を数字として見せるだけでなく、わかりやすく結論づけられたレポートを心がけています。調査結果はご担当者から学校関係者への報告などもとても重要です。マインドシェアのレポートはご担当者が学校関係者へも説明がしやすく、好評をいただいています。
マインドシェアが提供するスクールマーケティングのリサーチメニュー
マインドシェアでは大学の立ち位置をあらゆる視点から検証・分析ができ、さまざまなリサーチに対応できるよう、サーチメニューをご用意しております。自学のブランド力を向上させたい、自学の現在の立ち位置を把握したいなどのご要望があればまずは一度お問い合わせください。
<教職員調査>
1:教職員調査
<出願検討期調査>
2:高校生調査
3:高校生保護者調査
4:高校教諭調査
<入学検討期調査>
5:入学者調査
6:合格非入学者調査
7:非出願者調査
8:OC調査
<学生向け調査>
9:在学生満足度調査
10:卒業生調査
<ステークホルダー向け調査>
11:企業(採用担当)調査
スクールマーケティング/学校ブランディングの成果実施事例
現状把握調査に加えリブランディング事業を内部から組織的にサポート
クライアント | 私立大学 |
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目的 | 18歳人口の減少や競合大学の台頭によって定員割れが迫っているため、入学者数を増やすための施策の検討が必要。 |
業務サポート領域 | 大学ブランドの再構築にあたり、まずは大学の現状を正確に把握するために複数の調査を実施。 <フェイズ① 現状把握> ・入学者調査 ・非出願者調査 ・合格非入学者調査 ・非出願者/非入学者インタビュー調査 ・他大学事例研究 フェイズ①の調査で、大学のいまの立ち位置を把握。その上で必要なサポートをご提案。 <フェイズ② 全面的な改革プロジェクトをサポート> ・SD/FD研修会(教職員のセミナー・ワークショップ) ・在学生へのアンケート調査・ヒアリング ・高校訪問に向けた説明会(職員向けセミナー) ・オープンキャンパスの改善サポート ・広告・制作物のアドバイザーサポート、WEBマーケティングサポート ・新学部設立に向けたコミュニケーション提案 |
学生に愛される学校ブランドを構築
クライアント | 私立高校 |
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目的 | 「誰でも入れる学校」から「なんとしても入りたい学校」への 脱皮を図り、入学者数を増やしたい。その為の基礎データを収集し、それをもとに学校ブランドの再構築を図りたい。 |
業務サポート領域 | ・ステークホルダー調査 ・生徒、保護者満足度調査 ・授業評価 ・授業ノウハウブック制作 ・VI・BIの政策 |
「誰でも入れる学校」から「なんとしても入りたい学校」への転換を図り、入学者数を増やしたい、というクライアントの学校ブランドの再構築をサポート。
志願倍率低迷校が志願者数前年比1.7倍に!
クライアント | 高校 |
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目的 | 低迷している志願倍率を回復 |
業務サポート領域 | ・在校生アンケート ・在校生/自校教員/他校教員インタビュー ・学校広報者向け講習会 ・広報物制作(チラシ) |
志願倍率低迷校の募集状況を好転させるため、学校の魅力把握と広報活動のサポートを実施。
FD・SD活動をマーケティングから支援
クライアント | 私立文系大学 |
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目的 | FD・SD活動として、大学ブランディングについての理解促進 大学改革推進を行う上での意識を醸成 |
業務サポート領域 | 講演の実施 テーマ : 「広報とは何か」「ブランディングとは何か」 |
大学ブランディングを推進する上で、〈ブランド〉の理解促進のため、講師として全教職員に対し「広報とは何か」「ブランディングとは何か」について講演を行いました。