支援事例|「みえ Food Culture Pitches」出展者向けセミナーを担当しました。
三重県農林水産部フードイノベーション課が推進する、県産農林水産物の魅力発信とサプライチェーン拡大を目的とした委託事業において、株式会社エイチ・アイ・エスが企画・運営する商談会「みえ Food Culture Pitches」が開催されました。本商談会では、県内事業者が県内外のシェフ・バイヤー約50名に向けてプレゼンテーションとビュッフェ形式の実食商談を実施。マインドシェアは、プレゼン本番に向けた事前オンラインセミナーの実施および商談会後の振り返り・フィードバックを担当しました。

本事業の概要
■事業名
県産農林水産物の魅力発信による新たな流通モデル等を活用したサプライチェーン拡大業務委託
■イベント名
みえ Food Culture Pitches
■主催・企画運営
三重県農林水産部フードイノベーション課
株式会社エイチ・アイ・エス
■マインドシェア担当業務
三重県の産品事業者向けブランド確立セミナー
~発信するべき商品の強みとは~

マインドシェアが担当した内容
マインドシェアは、「みえ Food Culture Pitches」に出展する県内事業者が、3分という限られた時間の中でも自社商品の魅力を効果的に伝えられるよう、事前オンラインセミナーを実施しました。
セミナーでは、ブランドを単なる知名度や高級感ではなく「お客様との約束」と捉え、商品の価値を「基本価値」と「周辺価値」に分けて整理する考え方を解説しました。
さらに、①お客様の声を聴く(見る)、②ターゲットを理解する、③競合を知るという3つの視点から、自社商品の発信するべき強みを見つける方法を講義しました。
また、プレゼンの伝わりやすさは話し方よりも構成で決まるという考え方のもと、シェフ・バイヤーに対して、①現場メリット、②そのメリットを支えるこだわりや背景、③商品詳細や供給条件の順で伝える「プレゼンの基本形」を提示しました。
これは、プレゼンが単なる商品紹介ではなく、相手の課題解決や導入イメージまで含めて伝えるための設計になっています。加えて、商談会後には、実際のプレゼン内容をもとに振り返りとフィードバックを行い、各事業者の今後の営業活動にもつながる形で支援しました。

アンケート成果
セミナー後のアンケートの集計では、回答した17事業者のうち16事業者に、ブランディングや差別化ポイントの考え方を「理解できた/十分に理解できた」と回答いただき、さらに17事業者全員が、今回の内容は商談会本番にとどまらず、自社の営業活動等でも活用できると回答いただきました。
また、商談会後の振り返りでは、「3分間で何を話せば良いのかが明確になった」「発信すべき強みの探し方が分かった」といったコメントをいただきました。
本取り組みの意義
地域産品の販路拡大では、単に良い商品を持っているだけでなく、その価値を相手に伝わる形で整理し、事業者ならではの背景やこだわり、導入メリットまで含めて発信することが重要です。今回マインドシェアは、県内事業者のプレゼン力向上そのものを目的化するのではなく、三重県が進める新たな流通モデルの実装に向けて、県産農林水産物が県内外の食の現場で選ばれるためのコミュニケーション設計を支援しました。
