「地域資源」×「ウェルネス」で新たな観光地域づくりとヘルスケアビジネス創出を実現!

ヘルスケアビジネス推進事業
クライアント 一般社団法人かなぎ元気村
目的 奥津軽エリアでは、北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」開業という絶好の機会に、官民挙げての観光による地域づくりを推進していく上で、改めて奥津軽のDNAを掘り起こし、地域住民の誇りとなる地域の物語をコンテンツ化することが求められていました。
そこで、地域の身近にあった奥津軽の青森ヒバ林と津軽森林鉄道軌道跡といった「ここにしかない」地域資源を活用し、『ウェルネス』を切り口に、新たな観光地域づくりとヘルスケアビジネス創出を目指しました。
業務サポート領域 ・運営の土台作り
・各種プログラムの構築、磨き上げ
・人材育成
・情報発信、販売促進活動

地域の記憶に隠れていた地域資源を活用したウェルネスプログラムを開発

日本三大美林・青森ヒバ林と林業遺産・津軽森林鉄道軌道跡を活用した奥津軽トレイルのフィールドを活用し、ドイツで親しまれている気候療法のノウハウを取り入れた青森ヒバセラピープログラムと、地産地消にこだわった健康食を組み合わせたウェルネスプログラムの開発を目指しました。
それは「DAZAI健康トレイル」と命名され、青森県が短命県日本一を返上するプログラムとして「『奥津軽の自然や食文化を愛しながらも、不健康な文豪太宰治が、ココロもカラダも健やかになるプログラムにチャレンジするのなら?』をコンセプトにした5つのプログラムに結実。
そのうちの1プログラムが安全性や有効性が第三者機関であるヘルスツーリズム認証委員会に認められ、県内で初めてのヘルスツーリズム認証(第1期認証)となりました。
DAZAI健康トレイルに参加する人々

奥津軽で始まった観光地域づくり×ヘルスケアビジネス創出の考え方が広域に波及

やがて「DAZAI健康トレイル」の取り組みが奥津軽エリアで評価されるようになり、短命県返上・健康寿命延伸×観光振興を目的とした「奥津軽ウェルネス博」開催へと至ります。プロデュース役を務め、ウェルネス事業に力を入れている地域の事業者にも連携を呼びかけ、「奥津軽ウェルネス博」は成功のうちに終了いたしました。
青森県と北海道道南地区が北海道新幹線開業を機に、津軽海峡交流圏を形成していく動きが生まれ、「奥津軽ウェルネス博」をこの交流圏形成の基盤づくりと新産業創造の切り口にしていくことが決定。そして、津軽海峡交流圏の地域資源を活用したウェルネスプログラムを約20ほどラインナップした体験型博覧会「津軽海峡圏ウェルネス博」の開催へとつながります。奥津軽から始まった地域資源を最大限に活用した新たな観光地域づくり×ヘルスケアビジネス創出は、津軽海峡を越え北海道道南にまで波及し、津軽海峡圏ウェルネス博は今後も継続的に開催される予定です。

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