特定流通の商圏内のオフィスに特化しサンプリング/大手食品メーカー

特定流通商圏内のオフィスに特化サンプリング
クライアント 大手食品メーカー
目的 販売成績を獲得したい特定チャネルの商圏内のオフィスのみにサンプリング
課題 配架店舗は少ないため、サンプリングで体験した方が欲しいときに買う場所がない
業務サポート領域 オフィスサンプリング

販売成績を獲得したい特定チャネルの商圏内のオフィスのみにサンプリングを実施、通勤導線上、購入できる人に特化し配布・特定チャネルでのリピート実績を獲得

配架が限られている商品も、採用流通の商圏内に絞ってサンプリングすることで、購入場所が近くにあるため、配架理由による非購買を防ぐことができます。また商圏内でのサンプリング施策の情報をもって店舗に対し営業することで催事の獲得や採用の拡大の副次的効果も期待できます。最終的には、POSデータを活用しサンプリング前後でのトライアルやリピート率の検証を行い施策の検証を行いました。

配架が少ない商品でもサンプリング効果を最大化

よくあるご相談で配架店舗は少ないため、サンプリングで体験した方が欲しいときに買う場所がないという課題があります。サンプリングは強制的なトライアルを促す手法であるため、トライアル後、気に入った方が買う場所がなく、そのまま購買に至らないという結果を避ける事前設計が必要です。
本件も、店舗数が少ない都市型ドラックストアで配架のある商品のトライアル施策としてサンプリングを行うため、非常に限定的な店舗を生かすために配架店舗から半径300m以内且つ徒歩5分以内のオフィスのみを選定しました。
また販売店舗が限られていることを逆手にとり、近隣オフィスでのトライアル促進施策を行うことを営業きっかけとして活用・同時期でのエンド獲得をすることができ、露出をさらに拡大することに成功しました。
さらに、POSデータの提供交渉を店舗営業と同時に行い、サンプリング施策前後での購買実績と比較したところ、サンプリング施策後、リピート購入が顕著に増加しており、店舗への誘引及び購買成果の証明に至りました。

オフィスサンプリングだからこそコアなターゲットにセグメント可能

サンプリング施策の難しい点として、「どこまでコアターゲットの含有率を高めることができるか?」が挙げられます。商品ターゲットとマッチするサンプリングルートは非常に少なく、近いルートを選定しているのが実態です。
例えば今回の場合の事例においても仮に路上サンプリング施策を配架店舗の周りで行ったとすると、配布した人々がサンプリング当日にその場にいたことは事実ですが、日常的に購入場所の近くにいる人であるかという点については絞り込むことができません。その他のルートも同様で、基本的にはその場に集まってきた人であり、その近くが生活拠点である確率は不明であるからです。その点、オフィスサンプリング(社員食堂サンプリングも同様)は、オフィスという日常的な拠点周辺でのサンプリングは行動範囲が特定できるため、配架店舗が限定的な場合はもちろん、エリア施策の場合も非常に有効です。

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カテゴリー: 食品