【流通系クレジットカード会社様】クレジットカード利用促進に向けた顧客満足度調査
クライアント | クレジットカード会社 |
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目的 | ・既存会員のクレジット利用促進と新規会員の獲得 クレジット稼働率が低く、大半がスリーピング会員もしくはポイントカードのみの利用のため、営業利益が出ない状態でした。この状況を打破すべく、競合との差別化を図りながら、最適なコミュニケーション方法を取ることで、新規・既存共にクレジット利用を促進させることが目的でした。 |
業務サポート領域 | マーケティング戦略構築サポート 市場実態把握分析:自社カードのポジショニングの明確化 定量調査:ターゲット層の把握 定性調査:自社カードの強み・弱み把握/ターゲットの見える化 [実施]2008年6月 [実施内容] ①自社会員に対する定量調査 ②競合カード会社会員に対する定量調査 ③自社会員に対する定性調査 [実施手法] ①インターネット・アンケート(500人) ②インターネット・アンケート(500人) ③デプス・インタビュー(8人) |
■目次
- ▶効果的なコミュニケーションを明確化する調査を実施
- ▶①多角的な市場分析で自社カードのポジショニングを明確化
- ▶②社内ヒアリングで強みと弱みを把握し、戦略仮説を構築
- ▶③インターネット調査による定量分析でターゲット層を特定
- ▶④デプスインタビューで価値観と行動を深掘り、ペルソナを構築
- ▶⑤調査データを元に、ターゲットに対するコミュニケーション戦略と具体戦術を策定
- ▶調査設計から戦略構築まで、伴走型のサポートならご相談を
▶効果的なコミュニケーションを明確化する調査を実施
クライアントのクレジットカードの利用促進を図るため、「誰に」「どのような」コミュニケーションを取るべきかを明確にするため、マインドシェアでは5種類の定量・定性調査を実施しました。
▶①多角的な市場分析で自社カードのポジショニングを明確化
まず、マインドシェアの広範なネットワークを活用し、業界のヒアリングとオープンデータを元に市場動向や競合を多角的に分析しました。これにより、クライアントの自社カードが現在どのポジションに位置しているのか、そして今後目指すべきポジションを明確化しました。
▶②社内ヒアリングで強みと弱みを把握し、戦略仮説を構築
次に、プロジェクトメンバー(経営層、開発担当、営業担当、運営担当など)へのヒアリングを実施し、自社カードの強みや弱みを把握しました。これにより、クライアントの意向を深く理解し、その情報を元に戦略仮説を構築しました。
▶③インターネット調査による定量分析でターゲット層を特定
インターネット調査を通じて、自社カード会員および競合他社カード会員の利用実態を分析しました。この定量調査では、カードの強みや弱みを検証し、自社が狙うべきターゲット層を具体的に把握しました。
▶④デプスインタビューで価値観と行動を深掘り、ペルソナを構築
③で導き出したターゲット層に対して、価値観やライフスタイル、消費性向、クレジットカードの利用状況を深掘りするデプスインタビューを実施しました。
この調査結果を元に、ターゲットをより具体化したペルソナを構築し、ターゲット層の見える化を行いました。
▶⑤調査データを元に、ターゲットに対するコミュニケーション戦略と具体戦術を策定
①から④で得られたデータと分析に基づき、ターゲットに対してどのようなコミュニケーションを行うべきか、そのキーファクターを抽出しました。
そして、クレジットカードの利用を促進するための具体的な施策を提案し、利用促進施策、新規獲得施策立案における 統一したコミュニケーションの確立を実現。
また、明確な競合認定によって、競合研究が進み、且つ、それら競合に打ち勝つコミュニケーションコンセプトの導出にも成功。憶測や経験則に頼らない、確度の高い施策立案が可能になりました。
▶調査設計から戦略構築まで、伴走型のサポートならご相談を
クレジットカードの利用促進に向けて、ターゲットに刺さるコミュニケーション戦略を構築しました。
その土台となるのは、定量・定性調査に基づいた確かなデータです。
「誰に・何を・どう伝えるべきか」──
マーケティング戦略の構築や顧客分析にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。マインドシェアが、調査設計から戦略構築まで、一気通貫でサポートいたします。