マーケターがゼロから考えるヒット商品/大手総合食品メーカー

マーケターがゼロから考えるヒット商品
クライアント 大手総合食品メーカー
業務サポート領域 商品共同開発

イノベーションを起こすヒット商品をマーケターがゼロから考案、過去最高の初期配架獲得。さらに、グローバルアワード受賞の快挙。

日頃商品開発をする際は生活者ニーズやインサイトを重要視するものの、技術や工場の要件が必ず入ってきます。そのためマーケターが考える「これがあったら売れる」商品案を作り手サイドの条件は一切考えずニーズ視点で起案しました。
その商品案を自社で製造・販売を希望する企業へ商品アイディアを譲渡し、数年の共同開発プロジェクト後、無事発売され、過去最高の配架率を獲得、世界アワードでの表彰など多くの成果を獲得しました。

世の中のトレンドとニーズを読む

日々マインドシェアでは「こんな商品があったら絶対売れる」という会話が飛び交っています。「絶対売れる」のエビデンスは年間5万人以上の生活者の声に触れている生活者のインサイト・ニーズの蓄積と得意とする仮説思考から成り立っています。

また特定の領域を持たず様々な業界・カテゴリのトレンドを国内外問わずウォッチしているため、広い視点で物事を俯瞰することに慣れています。

その前提で特定の市場を俯瞰すると、長い間硬直しておりイノベーションが起こっていない業界やカテゴリは特定の商習慣や常識の範囲内でのPDCAが繰り返されているだけのケースが見受けられます。

マインドシェアは第三者であるからこそ、業界や常識にとらわれず生活者が求めているもの、あることで生活を豊かにすることのみを条件にアイディアを考案します。

本事例についても、業界の常識ではありえない、一見異端ともいえるアイディアを生活者のインサイト・ニーズを丁寧に読み解くことでアウトプットし、新たな世界観の創造に成功しました。

お店に並ぶその瞬間までのコントロールがヒット商品へのカギ

ヒット商品=良いアイディアを思ついたことを評価いただくことが多い一方で、良いアイディアを生み出すことと同様に、アイディアを意図通りに形にし、発売・生活者に届くまでの瞬間をコントロールすることが最重要であります。

本事例においても、マインドシェアからの提案段階でもちろんコンセプト・提供価値など様々定義していましたが、実際の企業にアイディアを譲渡後、発売に向けては通常の開発・発売フロー同様多くの部署や担当者が関わることとなります。

そのためどの企業でも頻発することですが、コンセプトが反映されていないデザイン案や施策が何度も浮上するなか、マインドシェアではコンセプト自体もブラッシュアップしつつ、最低限守るべき価値をリマインドし続け、発売までこぎつけることができました。

その結果、過去最高の配架率と世界的アワードで評価されるなどの評価を獲得し、重点商品の位置づけとして注力されています。

このようにヒット商品を狙うためには、当初のインサイトやアイディア、価値をプロダクトのみならず、棚に並びかごに入れてもらうまでのすべての工程をきめ細かくデザインし、実行フォロー(途中で発生しがちなズレや漏れの回避)のスキルが成功のカギを握ります。

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カテゴリー: 食品