過去からの連続性や売り手のエゴではなく、
商品やサービスを生活者が思わず欲しくなるストーリーを作りませんか?
年間数十万点の新商品が発売される中、半年~1年後に残っている商品はわずかであり、年々売り場に並ぶ期間も短期化、発売時に終売日が決まっている商品もざらにあります。また、かつてロングセラー商品と呼ばれた超定番商品も終売のニュースを見かけるなど、競争が激化しており、「良い商品」「美味しい商品」ではなく、「売れる商品」を生み出すマーケティング戦略・コミュニケーション戦略の必要性がより重要視されています。
売れるコミュニケーションストーリーとは?
経済及び家計環境がいずれも厳しい状況が続く中、購入する商品はより厳選され、家計にとって優先順位が低いと判断された商品はいくら有名商品であったとしても、売れない商品となってしまいます。
売れるコミュニケーションストーリーとは、「誰の」「どんな課題」を「どのように解決してくれるツールであるか」という狙いがターゲットに正しく伝わり「思わず購入してしまう」確率が高くなる戦略図です。
特に現在は消費が成熟した上で家計環境が厳しいため「良い」商品ではなく、生活者が瞬間的に思わず欲しくなる「買う理由が明確な」商品のプレゼンテーション=コミュニケーション戦略が必須です。
売れるコミュニケーションストーリーはどう作るのか?
前述の通り、まずは、「誰の」「どんな課題」を「どのように解決してくれるツールであるか」という3点を設定するところから始めますが、どの点においても消費者やチャネル(売り場)に対する知見や消費者が魅力的に感じる商品特徴を分析する能力が必要となります。そして、最終的にはそれら全てが競合商品と比較して選ばれる確率が高いことが裏付けされたストーリーとなっている必要があります。
上記は一般的な企業でも行っている進め方ですが、日頃から業界やカテゴリ状況が定着しているためイノベーティブな発想が生まれにくく、「消費者発想<売り手発想」の傾向が強いため、客観性という観点からはかけ離れているのが現実です。
マインドシェアのコミュニケーションストーリー作りの強み
マインドシェアは年間5,000人以上の生活者の生の声を取得しており、生活者の課題やニーズを性別や年代、価値観・ライフスタイルの観点から日々観察しています。加えて、特定の業界・カテゴリだけでなく、広いマーケティング事例やノウハウを保有しているため、多角的な視点で客観的に分析することができます。
さらに分析結果から、「売れるリアリティ」のあるコミュニケーション戦略・ストーリーへ昇華するスキルを評価いただき、多くのブランド・商品のマーケティング戦略のサポートを行っています。
「売れるリアリティ」はマインドシェアの根幹であるコミュニケーションマーケティングに付随する消費者心理・購買心理や、売り場の視覚的な科学(並べ方やパッケージの色・デザイン)、長年の流通アドバイザー経験から得た小売店に商品が採用・陳列され、棚割り毎にSKU※を確保するための作戦から逆算し、ストーリーを構築しています。
マインドシェアのコミュニケーションストーリーは、生活者が商品を“欲しい”と思うプレゼンテーションであることはもちろん、流通や売り場に採用し、店頭に並べる意義やメリットが明確であるストーリーを策定します。
※SKU : ストック・キーピング・ユニットの略。小売業等で在庫管理・商品管理をする際の最小単位を指す。